今の自分に満足してない人は誰しも、「変わりたい」という変身願望があると思ってます。
自分はこんなもんじゃない。まだまだ完成してないと。
僕がそうでした。そう言い聞かせているような感じです。
変わりたいということ前向きである。
昔の同級生とかに会うのも嫌でした。
もっとすごくなってから会いたい。こんなもんだと思われたくないと思う気持ちがありました。
そういう思いは大事だと思ってます。
今に満足したら、もうその先はありません。
いまのすごくなった自分を見せびらかしに同窓会に足を運ぶようでは、
もう落ちる一方だと思います。
変わりたいという気持ちへのブレーキがある?
それはそうですが、今と変わりたいと思っていても、
心のどこかで、実は変化を恐れているものです。
理系の皆さんならわかると思いますが、
エネルギーレベルは低い方が安定するんです。
やる気=エネルギーに満ちた状態は不安定で、
できれば安定状態に戻りたいのが自然の理だというわけです。
これは潜在意識も関係しているんですが、
心の奥底で、今の自分こそが自分だという意識が残っており、
例えば、女性とスラスラ喋れる自分になりたいと思うものの、
そんな自分を全く想像できず、そんなのは自分ではないと思ってしまいます。
顕在意識の思いとは裏腹に、自分の意識できないところでブレーキを知らず知らずに
掛けてしまっているのです。
ブレーキは今の自分が掛けている。
仮に皆さんが私のような非モテ理系男だと仮定しましょう。
そして、今まで自分の人生で見てきた一番のモテ男やチャラ男をイメージしてください。
その上で、自分が、
女性相手に、チャラく会話しているイメージができますか?
そうなれると思いますか??
と聞かれると、「ちょっと俺には向いてないかな。。。」とか思ったりしませんか?
そんなことをしゃべっている自分をイメージして、恥ずかしいとか思いますか?
思うでしょう。それがブレーキです。
でも、そうなりたいという気持ちがあれば、なれます。
今は「自分は、こんな奴だ。」という今までのイメージが残りすぎているから、
自分のこれまでのイメージと違いすぎて、受け入れられないのです。
自分のイメージを書き換えるのは難しい?
巷でセルフイメージと呼ばれたりする、
自分とはどんな人かという思い込みの事です。
これはほとんどが他人から言われた言葉等で出来上がってます。
友達から「お前暗いなあ」と言われたら、
「俺って暗いんだ。」と思うでしょう。
そしたら、いわゆる明るい行動をする気にならなくなっていくのです。
なぜなら自分は暗い人間で、明るい行動が苦手。だと思っているからです。
これは塗り替えることが出来ると言われてます。
寝る前に何回も「自分は~~~になっている。」等と唱えるとか、
目につくところにそんな一文を書いて頻繁に目にするようにするとか。
でも、なんじゃそりゃ??新興宗教みたいで気持ち悪いなぁ と思うかもしれません!
ですよね!僕もそう思ってました(笑)
セルフイメージ書き換えの方法
何度も言葉にだして頭に刷り込む。なんていうのは、
どうも嘘くさい。と理系のあなたなら思うでしょう。
確かに、自分は身長180cmのイケメンになった!!!と一日中唱えても、
それだけで変身できるとは思えませんよね笑
(まぁこれは無理難題すぎますが・・・)
地道に取り組むのが結局納得できて近道だと思ってます。
要するに、すこしずつなりたいイメージに近づこうとする。ということです。
例えば、自分が思うモテ男とはどんな人でしょうか?
オシャレな恰好をしている?
話が面白い?
テンションが高い?
思い浮かべば浮かぶだけ簡単になります。そのイメージに近づけばいいんです。
結局のところ、一貫したテーマである「自信を持つ」ということに繋がるのですが、
なんだ、俺はオシャレな恰好をしているし、トークも自信があるし、
テンションも高めだから、モテ男になってもおかしくないなぁ…
と思えれば良いというだけの事です。
心の奥にある抵抗感をなくせるだけの材料をそろえていけば良いんです。
まとめ
我々は変わりたい!と思う割に、
心の中では変わることを恐れており、変わりたくないと思ってます。
それは、今の自分というのが、今の自分のイメージ通りだから、それを崩したくないというだけの事です。
むしろ、今の自分のイメージが間違えているのだというように、
自分を少しずつイメージとズラしていけば、知らず知らずのうちにそちらがイメージになるのです。
急に180度違うイメージを持とうとすると、全く受け入れられません。
巷で良く聞くような、
今と全然違う理想のイメージを、鏡の前でひたすら読み上げたとしても、
自分の事のようには思えないので、間違いなく効果が得られないというわけです。